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女性議員の壁「敵は夫と親族」・・・そこが本質でいいのか? [Twitterより]

以下はTwitter上で紹介されていた記事ですが・・・
女性議員の壁「敵は夫と親族」 上野千鶴子さんの壊し方・・・上野さんが語った「壁」の本質とその壊し方とは・・・(動画も有り。以下のリンクです)
https://www.asahi.com/articles/ASM765DC9M76TIPE01Z.html

特に日本の場合、女性の意思決定の場への進出は極めて遅れていると言われており、数字もそれを裏付けているようです。政治の場に於いても、女性には依然厳しい状況が続いております。

記事はその女性議員の「壁」についての議論(対談)です。
「敵」は夫と親族・・・確かに間違いではないと思います。動き出そうとしている女性の芽を夫や親族が踏みつける、これは十二分にあり得る事だと思います。敵を倒すためには相当なエネルギーを投下しなくてはならない。上野教授らが再三指摘する通り、女性の被選挙権の行使が少なすぎるのも事実。でもだからと言ってこの「敵」の存在を問題の本質と言っていいのでしょうか。

対談では垂水市の市議会議員選挙の事(前回の統一地方選)が取り上げられています。定数14に対して候補者数17、うち女性の候補2、当選1が結果です。
では、ここでの実際の結果から見るべき点は何か。
市の選管から投開票の結果が公開されていますので、以下にリンクします。
http://www.city.tarumizu.lg.jp/senkyojimu/kurashi/senkyo/kekka/documents/20190421kekka.pdf

まず、女性の有権者数、投票者数はいずれも15%ほど男性を上回っており、女性の投票総数は5,059。
女性候補の得票は池田氏が696票で3位当選、もう1人(記事で対談に出ていた方)の高橋氏は355票で次点で落選、14位で当選した候補との差は24票。
女性候補2名の得票の計は1,051。投票総数の約11%。
全候補の平均得票数は約556。女性2候補を除く平均得票数は約560。女性候補の平均得票は約526。

・・・いろいろ書きましたが、結論から言えば女性候補の得票が少なすぎます。
酷な言い方ですが、定数14で2名の当選すらままならない。女性の訴えが、肝心の女性に浸透していません。これでは政党などが女性候補の擁立に慎重になったとしてもやむを得ないと思います。
「敵」と戦う、被選挙権の行使・・・の前に、まず何より得票なのではないか。垂水市では仮に、全女性の3割の投票が女性候補に向いていれば、(票の配分の問題はありますが、余程の事が無い限り)2名とも余裕の当選となっていた筈です。
もっとも、これは今まで女性の議員が不在であった垂水市の結果である為、より厳しい数字となってしまったのかも知れませんが。

女性候補の得票の問題。
記事の動画の中では、上野教授も冒頭で軽く触れています。しかしすぐさま、女性の被選挙権の行使と「男の抵抗」に話を進めています。やはり流石は重鎮です。恐らく上野教授は敢えてここを本質としている。つまり被選挙権を行使した女性の当事者らを「追い詰める」ような展開にはしていません。
が、選挙は運動でもある以上、やはり得票を積むための戦略と行動が何より優先するのでは、と思えます。
そして、より良い制度を「勝ち取る」為にも、このプロセスは絶対に避けられないと思います。

なお、参考に札幌市の市議会議員の名簿をリンクします。
https://www.city.sapporo.jp/gikai/meibo/meibo-ku.html##2
札幌市市議会議員の女性比率は30%をやや超えており、名簿を見る限り女性の議員数は候補者数の制約を受けているのでは、と思えます。
しかしこの場合でも、女性の候補が得票を増やす事は、女性候補の擁立に向けての強力な動機付けになる筈です。

 ***

垂水市も札幌市も、女性の投票者数が男性を上回っております(札幌の場合は前回の市議選のデータで約120%)。ただこれは、恐らく高齢の女性の投票者数の多さによってもたらされた結果だと思われます(両市とも年齢構成のデータは出していないようですが)。
候補者の女性と高齢者層の女性の両者で、政治に求めるものが若干食い違ってきていることも考えられますので、ここは考慮した方がいいかと思われます。

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5歳で性暴力被害を受けた少女が描いたもの [Twitterより]

連日のように性暴力に関する報道が繰り返されています。

事故や労働衛生、それから企業倫理に関すること等々、世の中の様々な分野で安全の度合い(保安度)は確実に上がってきているように思います。
しかしこの性暴力についてはどうか。
数十年前と現在、何かが変わっているでしょうか。
恐らく、状況は一つも良くなっていない。それは、被害そして加害の実態がまだまだ「伏せられている」状況にあることが大きな要因の一つなのではないか。

今回は以下のアカウントさんの投稿を引用させていただきました。

Dwhr_yMV4AMoVSt.jpg
DwhsLZrUYAI75lm.jpg
まず、上の2枚の写真が標題のそれです。
「これは口が無く、蛇に貫かれ、「助けて!」と叫んでいる1人の子供の絵です。隣に加害者の強迫観念が、口ひげを生やした男として描かれています。」・・・との事である。

詳しくは、是非とも以下の一連のツイートを参照願いたいと思います。


解説にはこうある。

彼女は40年来、ひび割れた心と大きな苦しみを抱えて生きている。ミエ・コヒヤマさん。
彼女は5歳の時に縁戚のいとこからレイプされた。この少女は誰にもこのことを言わなかった。そして、事件のことを忘れた。
心的外傷による記憶喪失。これは子供の頃に性犯罪の被害に遭った人の3分の1以上を襲う症状である。
そして32年後、彼女が催眠治療を受けているときに事件の記憶が突然蘇る。


子供の頃に性犯罪の被害に遭った人の3分の1以上・・・これは尋常ではない事態です。

内閣府の調査によると、性暴力被害者の7割近くの人が「誰にも相談しなかった」という報告もあります。
それだけ被害の相談には障害が多いという事だと思われますが、そもそもこの数字も、あくまで調査に応じて回答された方々によるもの。実態はもっと厳しいものなのかもしれません。

7割近くの「実態」が明らかにならない、これを事故に置き換えてみると7割近くの「事故隠し」がまかり通ってしまっている、という事であり、即ちこれは、性犯罪に関しては社会が「加害隠し」に加担している、もしくはそれを容認してしまっている、という事でもあります。
しかも被害が子供の場合、3分の1以上を心的外傷による記憶喪失に追い込んでいる。

何よりもまず、加害の実態が掴まれることです。
そして、被害者が十分に護られるという前提を満たしたうえで、社会に暴力加害の報告がなされることです。
それには、被害者がもっともっと支援され、被害を申し出することの障害を無くしていかなければなりません。
では、どうするか。

この問題は高度に当事者性を要する領域の部分もあり、素人が「ああしろ、こうしろ」と軽くものを言う行為は控えなければなりません。具体的な事については被害支援者らの方々に依らざるを得ないところが大きいと思います。
しかし一方で、社会全体にとっても出来ること、やるべきことにはきっちりと向き合うべきでしょう。

まず被害者の声を聞き入れること、そして徹底して護るという姿勢を示すこと。
性暴力もしくはそれが疑われる事に関して、監視圧力を高めること。
支援団体等から発せられる情報に目を向け、必要とされる範囲で支援すること。
また、この問題に真摯に取り組む政治勢力等があれば、支持すること。
それともう一点。
暴力への対抗力・抑止力となるのは、最終的にはより強大な暴力とならざるを得ない。よって、その方向への議論も躊躇しない事。


被害者の声を受け入れる機関や団体の多くはあまり知られていないと思われます。
そういったものの存在がより大きくなり、広く認知されるようになる事も、社会が被害者を護るという姿勢を示し、被害の声を挙げることの障害を少なくする方向に繋がるものと思います。

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ロリペド天国日本・・・これ、なんかヤバくね? [Twitterより]

当ブログは主としてバイクや鉄道に関係した、趣味的な記事を掲載しています。
が、急遽今回はこれを取り上げます。

まずツイッター上の、とあるアカウントさんを引用します。


それともう1か所、引用。


あと、WEB上でこのような印刷物を確認した。
Ds7v2dSU8AEAb1K -C.jpg
(画像の一部を加工しております)
上のアカウントさんらが問題視する写真展をPRするための物のようです。
「中年男性が女子小中学生に声をかけて撮影しただけの写真展」とある。
日時、場所は解らないが、どうやらこのような写真展が開催され、WEB上で紹介されている模様です。

このような写真展があるのか・・・。
即座に違法であると断定する訳にはいかないのでしょうけど、「保安」という考え方の上も重大な疑念が残ります。
この写真の被写体となってしまった小中学生の親のみなさん、或いは将来の本人たちも、多くは恐怖や憤りを感じるのではないか。

早速、この写真展を警察(関連する窓口機関)に通報したアカウントさんもいらっしゃる模様。
ただ警察も、明らかな違法性がなければ身動きが取れないのでは、と思う。
しかし、このような写真が必ず趣味・趣向で収まるという絶対の保証はないし、このような写真および写真展の存在が、これに関わる男性の性癖を点火膨張させてしまい、現実的な被害が起こってしまう可能性は誰も否定できない筈です。

このような疑点(重大性は大です)が残る以上、検証以前に、まず一旦中止させるといった措置が妥当ではないでしょうか。

http://iks03.hatenablog.com/entry/2016/05/05/052829
上のアドレスのブログ記事によると、これは過去から続いていた模様です。はたして、「一つの表現」(本文より)ということで、社会が一般的かつ広範囲で許容できるでしょうか?

もし警察の初動が期待できないのであれば、公序良俗および児童保護の観点から、「会場」が存在する地域行政に申し入れをする(ネット上・・・バーチャルなものには手が及びませんが・・・)のも一案だと思います。


***11月27日、追記***

どのような内容のものであっても、表現物の表現行為である以上、それを差し止めさせるには、想定される客観的・具体的な被害や損害の評価が必要であり、それによる合理的な根拠が求められます(リスクアセスメントの考え方)。
その点については、本件を通報したアカウントさんである、猫(ミケ)@肉球新党さんの指摘している事が基軸になるものと思います。
以下に、そのツイート(通報した文章の一部)を引用させていただきます。

「どのような写真がどのように使われるかを十分に理解できない女児に対するこのような展覧会は児童虐待にあたる」

この指摘は全くその通りだと思いますし、同様の意見も多く目にします。
声掛けで同意を得たとされる撮影ですが、そもその被写体となった女子児童らには同意能力を期待できません。
またそれらの写真がネット上で流通してしまう等の現実的被害は十分に考えられ(そうなると取り返しがつかない)、それらを全く踏まえない大人の行為は虐待の批判を免れ得ず、危険の要素は十分満たしていると考えます。

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男性の人格レベル上位10%=女性の中央値くらい・・・ [Twitterより]

「人格」・・・
文字通り「人」の「格」でしょうけど、「格」って上下(格上、格下)だけではなくて広さとか深さとか、また、その人の「徳」に通じる部分もあり、とにかく一生に関わるような奥深い様々な要素があって、決してひと言で簡単にポン!と言えるものではないと思うのですが。



あまりにも直球的な内容でしたので、ツイートをそのまま引用させていただきました。
このarimaさんという方、この「人格」の何たるかが容易に見通せてしまうような、“普通の人”では絶対かなわない・太刀打ちできないような凄い人なのか、或いは、今のところ「人格」を専ら「レベル」で捉えてしまうような段階にある人なのかは判りません。
仰っていることは確かにその通りだとは思いますが、このツイートは女性でもひいてしまう方がいるのでは?と思います。

恐らく20年後、30年後にこの方ご自身がこのツイートを読み返したら、もっと深い気付きが得られるのではないでしょうか。

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男性フェミニストの限界!?・・・「生む機械」の発想と変わらない・・・ [Twitterより]

これは、とある男性フェミニストのツイートです。
別に、男性がフェミニズムを支持してはならない、フェミニストを自負してはならない・・・という訳ではないのですが。

率直に言って俺は、女性が男性より有利な地位を享受してはじめて公正な社会だと思ってる。月経、妊娠、出産といった人間社会を維持する上で不可欠な負担は女性だけが負っていて、男性はその点で全くのフリーライダーなのだから、女性の生物学的な負担は社会的に報われて当然だと思う。現状は逆だけど。

このツイート主は30代とのこと。うーん、お若い・・・と言ったら上から目線で申し訳ないのですが、とにかく何か引っかかるものがあります(特に太字の部分)。
男性の肉体構造では、妊娠・出産・授乳等は不可能であるのは事実ではあります。
しかし、
 月経、妊娠、出産を能動的に受け入れている女性、
 妊娠・出産を選択しない女性、
 妊娠・出産を望みながら、諸事情により困難な状況にある女性、
 女性だけではなく、バートナーを含めた合意・意志、
・・・等々、人それぞれ様々な立場があるはずですが、このツイート主の視点ではこれらのことが抜け落ちてしまっているようです。少々捉え方の幅が狭いのではないでしょうか。
また、この文章をストレートに読むと、「女性の月経、妊娠、出産は人間社会を維持する上で不可欠であり、女性が受け入れるべき苦役」という解釈も生じかねず、このツイート主が女性の意思を尊重しようとしているのならば、これは極めてグレーな表現です(ブラックに近いかも)。

そうしたところ、これに続き以下のツイートがありました。

例えば平均給与は完全に男女同じじゃなく、女性の方が多いくらいでやっと公平。政治家や大企業の幹部の男女比率もそう。繰り返すが、この国の現状は逆だけどね。

・・・平均給与だの政治家や幹部の男女比率だの、これはアウトでしょう。
これじゃあ補助金政策の発想と何ら変わりない、と言われても仕方ありません。このツイート主、女性を社会的な「産む機械」と捉えているのでしょうか???

結局のところ、このツイート主はご自身の脳内で「仮想女性」を生成し、いろいろ物を言っているという事なのでしょうか。その「仮想女性」に同化・同期してしまっているようです。これでは実際の、多くの女性の為にはならないのではないでしょうか。

またこれは、災害や事故、犯罪などの被害者支援についても同じことが言えます。
支援者(第三者)は被害者に同意しても、絶対に同化してはなりません。

 https://twitter.com/chounamoul

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